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鉛製給水管について

鉛製給水管について

お客さまのご家庭へ水を届けるために、配水管から分岐され引き込まれて入る水道管を「給水管」と言い、その材質としてポリエチレン管・鋼管・鉛管などがあります。

企業団では、安全で安心できる美味しい水をお届けするため、給水管を通った水を給水栓(蛇口)で定期的な水質検査を行っており、その結果(下記水質検査結果参照)はいずれも、厚生労働省で定められている水質基準に適合しています。

しかしながら、給水管に鉛管が使用されている場合、水道水が管の中で長時間滞留すると、鉛成分がごく微量ですが溶け出す場合があります。
通常の使用状態では健康上問題はありませんが、朝一番の水や長い間使用しなかった後の使い始めの水は給水管に長時間溜まったままになっており、消毒に必要な残留塩素が無くなったり鉛が溶け出ていることがありますので、念のためバケツ一杯程度の最初の水は飲用以外(植木などの水まきや、洗濯水など)の用途にご使用になることをお勧めしています。

鉛製給水管の取替工事について

鉛製給水管が破損し漏水が発生した場合は企業団で修理を行い、確認された鉛管はすべて(漏水箇所)取替工事を行います。
また、公道部に埋設されているものについては、老朽配水管の布設替工事が行われる際に他の材質に取替えを行い、鉛製給水管解消対策を進めていきます。

Q&A

Q1 鉛製給水管は、いつまで使用されていたのですか?
A1 昭和末期くらいまで使用されていたようです。
平成元年(1989年)以降に家を建てられたり、新たに水道を引かれている場合は、鉛製給水管は使用されていません。
Q2 鉛製給水管を使用している場合、毎日水を飲んでも大丈夫ですか?
A2 毎日水を飲んでも大丈夫です。
鉛の水質基準は0.01mg/L以下となっており、この基準値は平成15年度(2003年)4月から強化されたもので、人が毎日飲んでも健康に問題ない基準値として、国が定めたものです。
Q3 鉛製給水管の取替工事の範囲は、どの部分になるのですか?
A3 公道内の範囲と、メーター器付近の鉛製給水管までです。
鉛製給水管の取替範囲図をご覧ください。

鉛製給水管の取替範囲図

注意 量水器(メーター器)より宅内側の漏水については、お客様の負担となります。

問い合わせ

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